大阪府公安委員会古物商許可  第621280401902号
〒558-0045大阪府大阪市住吉区住吉 1-11-6
TEL06-6673-2511
📱 090-2103-9611
Email:tsujimoto@art-budouen.com
美術商 ぶどう園 ツジモト


ご挨拶  ■出張現場での流れ品物の売り時とは売ることへの迷いについて & 美術道具類の価値について

ご挨拶

しまい込んだままになっている 諸々の お道具類、古い品々、ホコリまみれでもイタミのあるものでもかまいませんので 拝見の上、お譲りいただける物があれば買受させていただきます。建替え、改築、引越し、空家や遺品のお片づけ、相続、事業所の整理をされる場合は是非ともお掃除や処分をされる前にご相談ください。買受はすみやかに現金にてお支払いいたします。ご納得のいく買受が不成立の場合、手数料やその他 出張費用等はいただきませんのでご安心ください。「こんなものは…」とお考えにならずに、先ずはお気軽にお電話ください。

電話番号 06-6673-2511  📱 090-2103-9611 美術商ぶどう園 ツジモト が承ります。

油絵・日本画・版画・彫刻・現代美術・工芸作家作品・古書画・掛軸・屏風・巻物・古手紙・古地図・お茶道具類・陶磁器(日本・中国・西洋)・時代食器・塗り物・漆工芸品・ガラス・銅器・刀・玩具・藍染時代裂、等々。
その他にも、愛好家の求める分野は西洋アンティーク、銀製品、古書、絵葉書、古写真、古銭、時代人形、古い書道関連文房具類、鉄道関連、仏教仏具関連、昭和・大正・明治の時代小物やアクセサリー等々お伝えするには限りなく多岐にわたってございます。

⇐戻る

出張現場での流れ

古いものを整理される場合は、出来れば掃除、お片づけされる前に拝見の機会をいただけると幸いです。お任せいただいてもキッチリ見分作業をさせていただきますが、中にはお客様も見たこともない品物もあるでしょうからご一緒に確認しながらの査定で残すものと整理するもののご判断を検討していただきます。その上で整理処分するものの査定にご了承いただければお買受させていただきます。長年しまい込んだままの場合、ホコリが積もっていても全く問題ありません。むしろその方が素直な見分をさせていただけるので大変ありがたくもあります。素人様がきれいにされることによって、損傷したり時代性を損ねる場合もあります。また、どんなものでも「こんなものは…」とお考えにならずに一目拝見させていただきたいものです。粗雑に思われていたものが案外な査定になることもよくあります。(その逆のケースも然りですが…)とにかく捨ててしまった後では残念が残るばかりです。当方は拝見する現場状況に応じて作業服でもお伺いさせていただきますので、ホコリで汚れるから、などのお気遣いはご無用です。それよりも無駄なく有効なお手伝いをさせていただけることを念頭に対応させていただくように致します。品物により各オークションへの出品代行もご相談承ります。

⇐戻る

品物の売り時とは

何時に売るのが有利であるか、ということも有るでしょう。
これについては、それぞれの状況もございますので、なかなかそのベストタイミングというのは断定いたしかねるところです。
しかし、過去を振り返っての経験から申し上げますと、そういう運びになった時、そういう気持ちがはたらいたときが、ひとつのよい時期だと言えるのではないでしょうか。あくまでも結果論ですが、おおよそにおいてそのように判断できるケースがほとんどと言えるでしょう。ご決断のタイミングを逸すると、気がかりになりながらなかなか事がスムーズにはこばなくなったりすることがあるようです。何か、当方の仕事向きに我田引水のような話になりますが、過去に体験した実例を振り返って申し上げることができます。絵画や工芸品、骨董や趣味の世界にも流行りがあり、住環境の変化、需要層の世代交代等の要因で美術市場での評価額というものも変わってまいります。古色蒼然として骨董的雰囲気が漂っていても、需要層の反応が薄いものや、昔は相当な評価がされたのに今ではあまり注目されないもの。その逆に昔は商売人もあまり手を出さなかったのに、今では相当な評価になるもの等様々です。殊にここ近年は、世のITデジタル化の急速な進歩に合わせるように急速な様変わりの感があります。「十数年前にも一度ご相談いただいていましたが、せめてあの時であれば…」と密かに思うこともしばしばございます。

⇐戻る

■売ることへの迷いについて & 美術道具類の価値について

先代より引継いだもの、記憶にも織り込まれた家の中の品々を売るということについて多少なりとも躊躇、抵抗感を持たれる方も少なくないと思われます。その御家にあるものが大切にされ引き継がれていくことは素晴らしいことです。実用で活用できるものは大いに暮らしの中で活かしていただきたいものです。しかし 生活様式、環境の変化等、昭和の時代とは時間の流れが変わったようにさえ感じられる昨今において、しまい込んでいたものが結果的には年月とともに朽ちていくように日の目を見ないで、適正な評価も受けずに処分される例も少なくありません。

美術道具類の価値には、
① 需要と供給のバランスからの流通市場での価値、所謂「相場」。
② その御家にあってこその価値、それを引き継ぐ人にとっての価値、所謂PRICELESS(プライスレス)とも言えるような価値。
③ 歴史的な価値、また資料としての価値。
④ 作物によってはその技巧的な部分の見立ての価値。
⑤ 用としての価値
…とその視点によって価値の見立てが色々と見てとることができます。
「美術骨董品は値があってないようなもの」との見立てはこれらがゴッチャになってしまって言われるのではないかと思います。お買受の際の査定は、① の流通市場での価値が基準となります。

そこで、考え方としては何を優先させるか、ということにもあるのではないでしょうか。その物の価値を伝えて伝承できるのであれば大切に残していただきたいものです。しかし、鑑賞の用として、またお道具の用として活かされる見込みもないようであれば、それらの品物が新たなお人のもとで活用されるように売却されることも意義があるのではないでしょうか。
文化を伝承するとか育てるというと大げさかもしれませんが、品物が新しい環境で使い伝えられるということは、そういう一面も担っていると思えるのですが、いかがでしょか。

⇐戻る